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すばる、双子の若い星の星周円盤を直接観測

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SR24
Image credit: 国立天文台

国立天文台と総合研究大学院大学は11月19日、すばる望遠鏡を用いて、連星系をなす若い星の周りの円盤(原始惑星系円盤)に物質が流れ込んでいる現場を、世界で初めて撮影したと発表した。

研究チームは、へびつかい座の方向約520光年離れている、推定年齢500万年の太陽型星からなる連星系SR24を、すばる望遠鏡に取り付けたコロナグラフカメラと補償光学装置で撮影した結果、双子の原始惑星系円盤、ブリッジ構造、円盤から伸びる渦状腕を検出した。特に、双子の原始惑星系円盤と円盤から伸びる渦状腕の検出は、若い恒星において世界初の快挙だという。

また、研究チームは連星が生まれる様子をコンピュータシミュレーションし、理論的な検証を行い、若い連星では、外部から惑星を作る物質の供給を受けるだけでなく、隣の惑星系と物質を互いにやりとりしながら成長していくことを直接観測から実証した。

連星は宇宙空間でありふれた存在だが、連星とその周りの惑星がどのように誕生したかについてはまだ解明されていない。研究チームは今回の観測を最初のステップとして、宇宙に数多くある連星系における星・惑星形成の理解を進めていきたいとしている。

なお、今回の研究成果はアメリカ科学雑誌「サイエンス」のオンライン速報版「Science Express」に掲載されている。

■すばる望遠鏡、双子の若い星の星周円盤を直接観測 --- 星周円盤に外部からの物質流入を初めて検出 ---
http://subarutelescope.org/Pressrelease/2009/11/19/j_index.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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