TOP > NEWS > SPACE > 宇宙 > インフレーションの証拠を確認

インフレーションの証拠を確認

[PR]

Time Line of the Universe
Image credit: NASA

Via NASA

NASAは3月16日、宇宙誕生時、急激に膨張したという「インフレーション理論」を高い精度で裏付ける証拠を掴んだと発表した。

「インフレーション理論」は1981年、東京大学の佐藤勝彦教授らによって提唱されたもので、この理論は宇宙誕生時、1兆分の1のさらに1兆分の1秒までの間に、空間が1兆倍を超える大きさに膨張したというもの。「インフレーション理論」を用いることで、「ビッグバン理論」が抱えているいくつかの問題を解消できるが、これまでの観測で、直接的な証拠は得られなかった。

今回の研究は、宇宙マイクロ波背景放射観測衛星WMAP(Wilkinson Microwave Anisotropy Probe)によって観測されたデータをこれまでにない精度で分析し、その結果、ゆらぎ(放射強度のばらつき)の大きさは、以前の観測データとかなり異なっていることがわかった。研究チームによると、もしインフレーションがなければ、観測範囲に関わらず、ゆらぎは一致するはずで、つまり、この研究成果は「インフレーション理論」を支持している。

宇宙マイクロ波背景放射の今後の観測について、ESAは2008年、プランク衛星を打ち上げ、NASAも「Beyond Einstein inflation probe」と呼ばれるミッションを提案している。

■Ringside Seat to the Universe's First Split Second
http://www.nasa.gov/vision/universe/starsgalaxies/wmap_pol.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

宇宙 記事一覧


スポンサード リンク


NEWS 記事一覧



TOP - COMPANY - COLUMN - NEWS - TRACKING - ABOUT US - PRIVACY POLICY - STAFF - CONTACT - PRESS RELEASE - SITEMAP