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宇宙X線背景放射を観測する

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Integral observing Earth
Image credit: ESA

Via ESA

ESAの科学者たちは宇宙X線背景放射(CXB:Cosmic X-ray Background)を観測するために、ガンマ線観測衛星インテグラルを使って、地球を観測するというユニークな方法を用いた。

宇宙空間からはマイクロ波を始め、赤外線、X線など、様々な周波数の電磁波がほぼ均等に観測され、これらは総括して宇宙背景放射現象と呼ばれ、そのうちX線放射はCXBと呼ばれている。

CXBの起源は無数の超新星やブラックホールによるものであると考えられ、X線観測衛星XMM-ニュートンチャンドラX線観測衛星の観測によって確認されている。しかしながら、高エネルギーのX線やガンマ線背景放射についてはほとんど知られておらず、今回の観測はこれらを解明するために行われたものである。

観測は2006年1月24日から2月9日の間に行われ、本来、地球はインテグラルの観測対象ではないが、地球がインテグラルの正面を通り過ぎる時、CXBが観測されるようである。

科学者たちは今後も観測データを分析し、高エネルギーの電磁波による宇宙背景放射の理解を深め、宇宙初期に誕生した大質量ブラックホールの謎を探る。

■Integral looks at Earth to seek source of cosmic radiation
http://www.esa.int/esaCP/SEM07WLVGJE_index_0.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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