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中質量ブラックホールの連星

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An image of the central region of the starburst galaxy M82
Image credit: NASA/SAO/CXC

Via www.nasa.gov

科学者たちはNASAのRXTE(Rossi X-ray Timing Explorer)観測衛星を使用して、中質量ブラックホールの周りに恒星が回っている様子を初めて捉えた。

ブラックホールは直接観測できないが、その周りに恒星が存在していると、ブラックホールの巨大な重力によって、恒星はブラックホールに吸い込まれる。この時、X線やガンマ線などが生じ、観測できるのである。

ブラックホールは、超新星爆発によって生じた小型なものや、銀河中心にある超巨大なものが知られているが、ここ近年、X線観測の進歩によって、その間にある中質量ブラックホールの存在が示唆され、誕生や進化について、議論が続いている。

今回、アイオワ大学のPhilip Kaaret教授が率いるチームは、中質量ブラックホールと考えられている、M82 X-1と呼ばれるX源を詳しく調べた結果、約62日のX線強度周期が得られた。これは、この天体が連星であることを示し、中質量ブラックホールと見られる連星系の発見は初めてである。

「この周期の発見によって、我々は、中質量ブラックホールの進化について、一貫した写真を持っている。それは超星団の中で形成され、巨星に進化し、ブラックホールに捕られた伴星、そして、伴星の物質はブラックホールに落ち込み、我々はそれによって生じたX線を今観測している。」

今回の発見について、Kaaret教授はこのように述べている。

この画像はチャンドラX線観測衛星が1999年から2000年にかけて、撮影したM82銀河の中心領域である。両方の画像の左側にある緑十字が銀河の中心で、その右にある明るい点がM82 X-1である。

■Dying Star Reveals More Evidence for New Kind of Black Hole
http://www.nasa.gov/centers/goddard/news/topstory/2005/new_blackhole.html

■M82 Black Hole
http://chandra.harvard.edu/photo/2000/m82bh/index.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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