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ソーラーセイル、ファルコン1で打ち上げ

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NanoSail-D
Image credit: NASA

7月下旬に打ち上げられる予定のファルコン1ロケット3号機には、NASAが開発したソーラーセイル試験機「ナノセイルD(NanoSail-D)」が搭載されている。

ソーラーセイル試験機はこれまで、アメリカ惑星協会が「Cosmos 1」の試作機を2機、それぞれ2001年と2005年に打ち上げたが、いずれもロケットのトラブルで失敗している。そのため、今回の打ち上げが成功すれば、「ナノセイルD」は宇宙で初めて飛行するソーラーセイルとなる。

「全てにおいて、今回の打ち上げは初めてである。ナノセイルDは初めて宇宙空間で完全に帆を展開するソーラーセイルで、また、太陽光を利用して姿勢制御や軌道制御を行う初の宇宙船となるだろう」

今回の打ち上げについて、NASAマーシャル宇宙飛行センターのエドワード・サンディ・モンゴメリー(Edward "Sandy" Montgomery)氏はこのように述べた。

帆を張って、太陽の光を受けて進むソーラーセイルは以前から、科学者たちの間で主張されてきたが、これまで宇宙での飛行を成功した例はない(展開成功例はある)。理論上、丈夫な帆を持ったソーラーセイルであれば、どこまでも加速を続け、地球を超え、他の惑星を目指すのはもちろん、太陽系の彼方へ飛行することだって可能だ。さらに、ソーラーセイルは常に加速を続けるため、長時間飛行となればなるほど、これまでのどの宇宙船よりも速く飛行できると考えられている。

なお、「ナノセイルD」は直径3mの帆を広げ、宇宙空間で2週間程度飛行試験を行う予定となっている。

■NASA to Attempt Historic Solar Sail Deployment
http://science.nasa.gov/headlines/y2008/26jun_nanosaild.htm

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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