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きく8号、イオンエンジン異常

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ETS-VIII
Image credit: JAXA

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月28日、技術試験衛星「きく8号」(ETS-VIII)の軌道制御を行うスラスタのイオンエンジンに、異常が生じたことを発表した。

「きく8号」には、北側と南側にA系統とB系統の各2基ずつのスラスタが搭載されているが、発表によると、そのうちA系統の南側スラスタAが、電源部の問題で噴射できない異常が1月15日に発生した。1月23日にはB系統に切り替えたが、今度、南側スラスタBに点火の不安定現象が生じ、現在改善処置を行っているという。

JAXAによると、例え南側スラスタBの不安定現象が今後も解消されないとしても、化学燃料スラスタによる代替手段を用いれば、ミッションには影響がない見通しである。

「きく8号」は2006年12月18日に、H2Aロケット11号機によって打ち上げられ、JAXA打ち上げ史上最大の衛星である。

■技術試験衛星VIII型「きく8号」のイオンエンジン異常について
http://www.jaxa.jp/press/2008/01/20080128_ets8_j.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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