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きく8号、定常段階へ移行

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きく8号
Image credit: JAXA

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5月9日に開催された宇宙開発委員会の中で、技術試験衛星「きく8号」(ETS-VIII)の定常段階移行について報告し、さらに今年2月に起きた通信装置の異常について、引き続き原因究明と対策作業を実施しているが、回復は極めて困難であることも明らかになった。

技術試験衛星「きく8号」は2006年12月18日に、H2Aロケットによって打ち上げられ、軌道修正が行われ、2007年1月8日に所定の静止軌道に投入された。2006年12月後半からは各システムのチェックが行われ、2007年2月に「移動体通信用Sバンド受信系」に異常が見つかったものの、その後のチェック結果が良好で、2007年4月25日に初期段階から定常段階へと移行された。

今後、JAXA情報通信研究機構(NICT)らは、移動体通信用Sバンド受信系異常の原因究明と対策作業を引き続き行うのと共に、測位実験、移動体通信用搭載機器実験などを順次に開始する予定となっている。

■技術試験衛星VIII型(ETS-VIII)「きく8号」の定常段階移行について
http://www.jaxa.jp/press/2007/05/20070509_sac_kiku8_j.html

■「きく8号受信系異常に関するWG」 中間報告書の公表
http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/070509_2.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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