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宇宙の起源を探る、プランク衛星観測開始

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Planck space telescope
Image credit: ESA

欧州宇宙機関(ESA)とアメリカ航空宇宙局(NASA)は8月13日、宇宙マイクロ波背景放射(CMB)観測衛星の「プランク」が本格的な観測を開始したと発表した。

プランク衛星は5月14日に打ち上げられ、7月3日に観測軌道であるラグランジュ点のL2に投入された後、これまで調整作業が続いていた。

プランク衛星はNASAのCOBEとWMAPに次ぐ、3機目の宇宙マイクロ波背景放射の観測衛星で、重さ約1900kg。大きさ1.5mの主鏡と2種類の高感度検出器を搭載し、マイナス253度以下という極低温状態を保ち、太陽光を遮光でき、観測に適したL2で非常に高い分解能で宇宙マイクロ波背景放射を観測する。

宇宙空間からはマイクロ波を始め、赤外線、X線など、様々な周波数の電磁波がほぼ均等に観測され、これらは総括して宇宙背景放射現象と呼ばれ、そのうちマイクロ波の放射はCMB(Cosmic Microwave Background)と呼ばれている。CMBは宇宙が誕生したビッグバンの名残として知られており、ビッグバン理論の最も良い証拠であるとも言われている。

プランク衛星の観測によって、ビッグバン理論の検証の他、宇宙の膨張や宇宙の崩壊(ビッククランチ)、宇宙の年齢、ダークマター(暗黒物質)、ダークエネルギーなどに関する成果が期待されている。研究チームによると、順調にいけば、全天観測は15ヶ月間以上にわたって行われ、3年後には成果を発表できるという。

写真=ESA。

■Planck Sees Light Billions of Years Old
http://www.jpl.nasa.gov/news/features.cfm?feature=2276

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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