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ウィルキンズ棚氷、崩壊寸前か

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Wilkins Ice Shelf
Image credit: ESA

ESAの地球観測衛星「Envisat」の観測によって、南極のウィルキンズ棚氷(Wilkins Ice Shelf)が、地球温暖化によって崩壊寸前であることが改めて証明された。

観測は今年の5月30日から7月9日まで、「Envisat」に搭載されている高性能合成開口レーダ(ASAR)によって行われ、公開されたアニメーションから分かるように、5月からウィルキンズ棚氷の崩壊が徐々に始まり、7月には大規模な崩壊が起こり、特にシャルコー島(Charcot Island)とつなぐアイスブリッジの幅が、わずか2.7kmと細くなり、今にも分離が起こりそうな勢いだ。

ウィルキンズ棚氷は南極半島に位置している巨大な氷の板で、面積は岩手県に近い約1万5000平方km。20世紀中はほとんど面積の変化が見られなかったが、1990年から縮小が始まり、これまでもいくつかの観測で崩壊の可能性が指摘されていた。

■Wilkins Ice Shelf hanging by its last thread
http://www.esa.int/esaCP/SEM2U5THKHF_index_0.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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