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「だいち」の観測精度不十分

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ALOS
Image credit: JAXA

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用している、陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS:Advanced Land Observing Satellite)の観測精度が不十分で、当初の目的の1つである、国土地理院の地図作製に十分使用できていないことが明らかになった。

報道によると、基本図製作には誤差5m以下という高精度が求められるが、「だいち」の観測データでは、高さ情報の多くが6m前後の誤差が生じているという。その理由について、JAXA側は「打ち上げ前では誤差5m以下の精度を想定していたが、『だいち』の姿勢制御が完全でないため、誤差が生じている」と説明している。

また、「だいち」が撮影した画像データは圧縮して送信されるが、地上側で完全に復元できないという問題も生じている。そのため、国土地理院は「だいち」のデータを頻繁に利用することができず、これまで利用したのは硫黄島など52枚分にとどまっているようだ。

「だいち」は2006年1月24日、H2Aロケット8号機によって打ち上げられた。

■陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)の関連情報
http://www.eorc.jaxa.jp/hatoyama/alos/index.html

■「硫黄島(いおうとう)」の2万5千分1地形図を刊行
http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2007/0828.htm

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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