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制御不能の偵察衛星、撃墜成功

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SM-3
Image credit: US Navy

SM-3
Image credit: US Navy

via DoD

アメリカ国防総省(DoD:United States Department of Defense)は2月20日、制御不能に陥った偵察衛星「NROL-21(または「USA 193」)」に対し、ミサイルを命中させ、撃墜に成功したと発表した。

発表によると、アメリカ海軍はアメリカ東部標準時間2月20日22時30分(日本時間2月21日12時30分)、ハワイ西の太平洋に配備されたイージス艦「レイクエリー(Lake Erie)」から、海上配備型迎撃SM-3ミサイル(Standard Missile-3)を発射し、高度247kmの「NROL-21」に命中したようだ。

さらにその後の記者会見で、ジェームス・カートライト海軍司令官(James Cartwright)は、SM-3ミサイルは「NROL-21」の燃料タンクを破壊し、火の玉と蒸気雲が確認され、ミッションは成功したと述べた。

「NROL-21」は2006年12月14日、デルタ2ロケットによって打ち上げられ、高度350km付近の低軌道に投入されたが、投入後から徐々に高度が下がり、2007年末についに高度300kmを下回り、このままでは2008年3月上旬にも地上に落下する見通しとなっていた。

撃墜の理由について、アメリカ国防総省は、「NROL-21」には姿勢制御燃料の有害なヒドラジンを満タンに搭載し、人口の多い地域に落下すると、死傷者が出る可能性もある。被害を最小限にするため、打ち落とすのが適切であると説明していた。また、破壊で発生したスペース・デブリについても、軌道が低いため、数ヶ月以内に落下し、問題ないとしている。

■Navy Missile Hits Decaying Satellite Over Pacific Ocean
http://www.defenselink.mil/news/newsarticle.aspx?id=49024

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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