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NROL-21、ミサイルで破壊へ

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Navy to Shoot Down Malfunctioning Satellite
Image credit: DoD

via DoD

アメリカ国防総省(DoD:United States Department of Defense)は2月14日、制御不能に陥った偵察衛星「NROL-21」について、大気圏再突入する前に、ミサイルで破壊すると発表した。アメリカがミサイル防衛システムを使用して、人工衛星を打ち落とすのは今回が初めて。

記者会見には、NASAのマイケル・グリフィン長官(Michael Griffin)、ジェームス・カートライト海軍司令官(James Cartwright)らが参加し、スペースシャトル・アトランティス(STS-122)が帰還した後、つまり2月20日以降に、イージス艦から海上配備型迎撃SM-3ミサイルを3機打ち上げる予定があると述べた。また、失敗に備え、発射は数回予定している。

打ち落とす理由について、アメリカ国防総省は、「NROL-21」には姿勢制御燃料の有害なヒドラジンを満タンに搭載し、人口の多い地域に落下すると、死傷者が出る可能性もある。被害を最小限にするため、打ち落とすのが適切であると説明している。また、破壊で発生したスペース・デブリについても、軌道が低いため、数ヶ月以内に落下し、問題ないとしている。

偵察衛星「NROL-21」は2006年12月14日、デルタ2ロケットによって打ち上げられ、高度350km付近の低軌道に投入されたが、投入後から徐々に高度が下がり、2007年末についに高度300kmを下回り、このままでは2008年3月上旬にも地上に落下する見通しとなっている。

「NROL-21」が制御不能に陥った理由は不明だが、「NROL-21」を捉えた写真で太陽電池パネルが写ってなかったことから、電力不足によるものだと推測されている。

■Navy to Shoot Down Malfunctioning Satellite
http://www.defenselink.mil/news/newsarticle.aspx?id=48974

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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