TOP > NEWS > ROCKET > その他 > 新型の大気圏再突入実験装置を打ち上げ

新型の大気圏再突入実験装置を打ち上げ

[PR]

Black Brant 9
Image credit: NASA

Inflatable Re-entry Vehicle Experiment
Image credit: NASA

アメリカ航空宇宙局(NASA)は8月17日、新型の耐熱シールドである膨張型大気圏再突入実験装置(IRVE)を載せた小型観測ロケット「ブラック・ブラント9(Black Brant 9)」を、ワロップス飛行施設から打ち上げた。

打ち上げられたロケットは順調に飛行し、高度約211kmに達した後、IRVEを切り離した。放出されたIRVEは予定通り膨張・展開した後、大西洋に落下し、打ち上げ試験は成功した。

チームはデータ取得に成功し、プロジェクト・マネージャーのメアリー・ベス・ウースク(Mary Beth Wusk)氏は「実験は大成功だった。IRVEは小さなデモだったが、我々のコンセプトが立証された。今後、より大きな耐熱シールドを作りたい」と述べた。

火星に宇宙船などを着陸させる場合、宇宙船が大きければ大きいほど、より大きな耐熱シールドが必要である。しかし、現状の耐熱シールドでは、ロケットの直径に制限されてしまうため、改善が必要だった。

IRVEは従来の耐熱シールドと異なり、大気圏再突入の直前に膨張するため、打ち上げ時は小さく収納できる。今回のIRVEも打ち上げ時は幅約40cmだったが、打ち上げられた後、約90秒間で幅約3mに膨張した。

なお、膨張する耐熱シールドの考えは以前からあったが、打ち上げ試験が実施されたのは今回が初めて。

写真=NASA。

■NASA Launches New Technology: An Inflatable Heat Shield
http://www.nasa.gov/topics/aeronautics/features/irve.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

その他 記事一覧


スポンサード リンク


NEWS 記事一覧



TOP - COMPANY - COLUMN - NEWS - TRACKING - ABOUT US - PRIVACY POLICY - STAFF - CONTACT - PRESS RELEASE - SITEMAP