TOP > NEWS > ROCKET > アリアン > アリアン5ロケット、スカパー!衛星を打ち上げ

アリアン5ロケット、スカパー!衛星を打ち上げ

[PR]

Ariane 5 Rocket
Image credit: Arianespace

アリアンスペース社(Arianespace)は協定世界時間8月21日22時9分(日本時間8月22日7時9分)、スカパーJSAT株式会社の通信衛星「JCSAT-12」とオプタス社の通信衛星「Optus D3」を載せたアリアンロケット(アリアン5ECA)を、南米フランス領ギアナのクールー基地から打ち上げた。

打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約34分後に「JCSAT-12」と「Optus D3」をそれぞれの所定の静止トランスファ軌道に投入し、打ち上げは成功した。

今回の打ち上げ成功を受け、同社のジャンイブ・ルガル(Jean-Yves Le Gall)CEOは「最初のJCSATを打ち上げたのは1989年、日本と我々の協力は今年で20周年となる。我々は感謝すると共に、長い間にわたって信用してくれていることに誇りに思う」と述べた。

スカパーJSAT株式会社は2年前、通信衛星「JCSAT-11」の打ち上げで初めてインターナショナル・ローンチ・サービス社(ILS)に依頼したが、2007年9月6日にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたプロトンロケット(プロトン・ブリーズM)の2段目が点火せず、打ち上げに失敗した。

同社は急きょ保険で補填された費用で、ロッキード・マーティン社に「JCSAT-11」と同型な衛星を発注、打ち上げを再びアリアンスペース社に依頼し、これが今回打ち上げられた「JCSAT-12」である。

「JCSAT-12」は、ロッキード・マーティン社製の衛星バス「A2100AX」をベースに、30本のKuバンド・トランスポンダと12本のCバンド・トランスポンダを搭載し、現在、有料多チャンネル放送で使用されている東経124度と東経128度のバックアップ衛星として、静止軌道上にある「JCSAT-R」と置き換える。運用可能となった後、「JCSAT-12」は「JCSAT-RA」と呼称される予定。

一方、「Optus D3」はオービタル・サイエンシズ社が開発した通信衛星で、32本のKuバンド・トランスポンダを搭載し、オーストラリアとニュージーランドを中心に、衛星通信やテレビ放送などのサービスを提供する。

なお、今回の打ち上げは2009年4回目のアリアン5ロケットの打ち上げであり、32回目の連続打ち上げ成功である。次回のアリアン5ロケットの打ち上げは9月下旬に予定されている。

■Ariane 5's fourth launch of 2009 orbits the JCSAT-12 and Optus D3 payloads for two key Arianespace Asian-Pacific customers
http://www.arianespace.com/news-mission-update/2009/628.asp

■通信衛星JCSAT-12の打ち上げ成功に関するお知らせ(PDF)
http://www.sptvjsat.com/news/news_pdf/090822_JCSAT-12.pdf

Written by sorae.jp編集部宇宙班

アリアン 記事一覧


スポンサード リンク


NEWS 記事一覧



TOP - COMPANY - COLUMN - NEWS - TRACKING - ABOUT US - PRIVACY POLICY - STAFF - CONTACT - PRESS RELEASE - SITEMAP