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シルク・ドゥ・ソレイユの創業者を乗せたソユーズTMA-16、打ち上げ成功

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Soyuz TMA-16 Launch
Image credit: NASA

Soyuz TMA-16 Launch
Image credit: NASA

Soyuz TMA-16 Crew
Image credit: NASA

Soyuz TMA-16 Crew
Image credit: NASA

シルク・ドゥ・ソレイユの創業者であるギー・ラリベルテ氏、第21次長期滞在クルーのマクシム・スラエフ宇宙飛行士とジェフリー・ウィリアムズ宇宙飛行士の3人を乗せたソユーズ有人宇宙船(ソユーズTMA-16)は予定通り、モスクワ時間9月30日11時14分(日本時間16時14分)、カザフスタン・バイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。

打ち上げられたソユーズFGロケットは順調に飛行し、ソユーズTMA-16は打ち上げから約9分後に地球周回軌道へ投入され、打ち上げは成功し、ギー・ラリベルテ氏は世界で7人目の宇宙旅行者(民間宇宙飛行士)となった。

ソユーズTMA-16はこのまま2日間、地球を周回し、モスクワ夏時間10月2日12時36分(日本時間17時36分)に、国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングする予定となっている。現在、国際宇宙ステーションには、ソユーズTMA-14とソユーズTMA-15がドッキングしており、3機のソユーズ有人宇宙船が同時に国際宇宙ステーションにドッキングするのは、今回が初めて。

ギー・ラリベルテ氏は国際宇宙ステーションで約10日間滞在し、第20次長期滞在クルーと共にソユーズTMA-14に搭乗し、10月11日に地上に帰還する予定となっている。

なお、国際宇宙ステーションの6人体制が始まっており、来年にはスペースシャトルが退役する予定で、ソユーズ有人宇宙船は今後全て長期滞在クルーに割り当てられるため、今回が民間人の最後の宇宙旅行だと言われている。

 Guy Laliberte
Image credit: NASA

ギー・ラリベルテ氏は1959年9月、カナダのケベック州で生まれ、竹馬や火喰い芸をこなす大道芸人を経て、1984年にシルク・ドゥ・ソレイユを結成。後にシルク・ドゥ・ソレイユが世界に進出し、数々のショーを行い、規模を拡大した。その知名度は高く、日本でもドラリオン、アレグリア、コルテオなどの作品が公演され、人気を集めている。

また、貧困な国に井戸と飲料水を供給するため、ギー・ラリベルテ氏は2007年10月に「ワン・ドロップ財団(ONE DROP Foundation)」を設立し、多額な寄付と慈善活動も行っている。

これらの業績が認められ、ギー・ラリベルテ氏は2004年にカナダ国民最高の栄誉であるカナダ勲章を受賞し、タイム誌の世界で最も影響力のある100人の1人に選ばれ、2007年には、アーンスト&ヤングのワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2007を受賞している。

ソユーズTMA-16は元々カザフスタンの宇宙飛行士が搭乗する予定だったが、世界不況により、カザフスタン政府が代金を支払えず、フライトをキャンセルした。今回の宇宙旅行で、ギー・ラリベルテ氏はスペース・アドベンチャーズ社に対し、3500万ドル(約32億円)以上を支払ったと言われている。

写真=NASA。

■NASA - International Space Station
http://www.nasa.gov/mission_pages/station/main/index.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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