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エックスコア社、宇宙船用エンジンの開発大きく前進

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5K18
Image credit: XCOR Aerospace

民間宇宙開発企業のエックスコア・エアロスペース社(XCOR Aerospace)は9月2日、同社のサブサブオービタル機「リンクス(Lynx)」に用いられるロケットエンジンの着火から定常燃焼に成功し、エンジンの完成に向けて大きく前進したと発表した。

このロケットエンジンは「5K18」と呼ばれ、同社が開発した11基目のエンジン。燃焼試験は昨年12月から半年以上にわたって行われ、今回の試験で非常に安定した燃焼を実現し、超音速排気で見られるショック・ダイヤモンドも確認された。

燃焼試験を終え、同社のジェフ・グリーソンCEOは「我々が開発した他のエンジンと同じように、このエンジンも安全で信頼性の高い点火装置を使用し、停止した後に再着火できることを示した。また、冷却設計も完了し、今後、試験はフェーズ2へと移行され、チューニング及び最適化を実施し、燃焼時間も増えるだろう」と述べた。

エックスコア・エアロスペース社は2年以内に、高度60kmまでのサブサブオービタル宇宙旅行を計画しており、その宇宙船が「リンクス」である。リンクスはビジネスジェット機よりも小型で、1人のパイロットと1人の乗客を乗せることができる。計4基の5K18エンジンを搭載し、飛行機と同じように離陸した後、空中でロケットエンジンの出力を一気に上げ、高度60kmを目指す。

サブオービタルである高度100kmの宇宙空間に達しないため、サブサブオービタルとも呼ばれるが、乗客は約3分間の無重力状態を体験でき、青い地球を眺めることもできるだろう。1回の飛行時間はおよそ30分、搭乗代金は一人あたり9万5000ドル(約900万円)に設定されている。

なお、リンクスの試験飛行は2010年に始まる予定となっている。

■XCOR Reaches Significant Milestones on Lynx Engine Program
http://www.xcor.com/press-releases/2009/09-09-02_XCOR_reaches_significant_milestones_in_lynx_engine_program.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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