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ソーラーセイル、活動再開
December 6 - 2005 - その他

2001年、アメリカ惑星協会は世界初のソーラーセイル宇宙船、Cosmos 1の試作機を打ち上げたが、ロケットの切り離しに失敗し、墜落した。2005年6月、アメリカ惑星協会はVolnaロケットを使って、再びCosmos 1をロシア海軍原子力潜水艦「ボリソグレブスク」から打ち上げたが、1段目のロケットエンジンが停止したため、またもや失敗に終わった。あれから半年、3度目の正直となるか、ソーラーセイルの打ち上げへ、アメリカ惑星協会は再び活動を開始した。
以前2回の打ち上げ失敗は、いずれもロケットによるものであるため、今回の打ち上げには、信頼性の高いソユーズとKosmos-3Mの使用が検討されている。
ソユーズロケットは非常に信頼性の高いロケットである。マーズ・エクスプレス、ビーナス・エクスプレスなどの惑星探査機を打ち上げ、国際宇宙ステーション(ISS)へのソユーズ有人宇宙船やプログレス補給船の打ち上げも行っている。来年秋、Dice-Kもこのロケットに乗って宇宙へと向かうだろう。
一方、Kosmos-3Mは先日、東京大学大学院の学生らが手作りした小型衛星「サイ5」を載せ、打ち上げに成功したロケットであり、こちらも信頼性の高いものである。
しかし、信頼性の高いロケットを使うには、それなりの資金が必要となる。チームによると、今回のプロジェクトには約400万ドルの開発資金が掛かる見通しだ。今後、チームは再び資金集めやスポンサー募集を開始し、資金が多く集まれば、チームはCosmos 1のデザインをいくつか変更し、宇宙船の改良も考えている。
帆を張って、太陽の光を受けて進むソーラーセイルは以前から、科学者たちの間で主張されてきたが、これまで宇宙での飛行を成功した例はない。理論上、丈夫な帆を持ったソーラーセイルであれば、どこまでも加速を続け、地球を超え、他の惑星を目指すのはもちろん、太陽系の彼方へ飛行することだって可能だ。さらに、ソーラーセイルは常に加速を続けるため、長時間飛行となればなるほど、これまでのどの宇宙船よりも速く飛行できると考えられている。
■Solar Sail Update, Dec. 2: Getting Started
http://www.planetary.org/programs/projects/solar_sailing/ss_update_20051202.html
Written by sorae.jp編集部宇宙班
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