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HTV初号機、衛星フェアリングに格納

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HTV
Image credit: JAXA

宇宙ステーション補給機(HTV:H-II Transfer Vehicle)技術実証機(初号機)の打ち上げ準備作業が種子島宇宙センターで進められており、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月24日、HTV初号機を衛星フェアリングに格納したと発表した。

衛星フェアリングは、ロケット打ち上げ時、空気抵抗や摩擦熱、振動などから人工衛星を守るためのもの。JAXAによると、8月21日にHTV初号機をロケットと衛星をつなぐ台座である「衛星結合部(PAF)」と結合し、8月23日に衛星フェアリングに格納したという。

今後、HTV初号機を格納した衛星フェアリングは大型ロケット組立棟(VAB)に運ばれ、H-IIBロケットと結合される。HTV初号機を載せたH-IIBロケットの打ち上げは現在、2009年9月11日2時4分に予定されている。

HTVは日本が開発している国際宇宙ステーション(ISS)への輸送を行う無人補給船である。積載能力は最大6トン。有人打ち上げはできないものの、国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングした後、宇宙飛行士が中に入って作業することができ、使用後はロシアのプログレス補給船や、ESAの欧州補給機(ATV)と同じように大気圏に再突入し破棄される。

また、プログレスとATVは船内用物資しか輸送できないのに対し、HTVは船内用と船外用の両方を輸送できる特長を持っている。

一方、H-IIBロケットはJAXAが開発している大型ロケットで、H-IIAロケットの能力向上型である。第1段の直径を4mから5.2mに拡大して、LE-7Aを2基、固体燃料ロケットブースター(SRB-A)を4本搭載し、静止トランスファ軌道(GTO)への打ち上げ能力は約8000kgである。

■JAXA|HTV/H-IIB特設サイト
http://www.jaxa.jp/countdown/h2bf1/index_j.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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