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第3回中国人宇宙飛行士選抜

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北京科技報 第10期
Image credit: 北京科技報

中国有人宇宙プロジェクトの副指揮官である張建啓(Zhang Jianqi)氏は3月5日、全国人民代表大会で、中国人宇宙飛行士の選抜を進めていることを示唆したが、今月発行された「北京科技報 第10期」でその詳細が掲載された。

中国はこれまで計2回の宇宙飛行士選抜を行ったことがあり、最初の選抜は極秘の中、1970年後半に開始され、人民解放軍のパイロット1840名の中から20名が選ばれた。しかし、1971年9月に林彪事件が起き、宇宙飛行士候補の訓練と育成も中止され、誰一人として宇宙へ行くことはなかった。

第2回目の選抜は1990年代に行われたもので、1回目と同様に約1500名のパイロットの中から14名が選ばれた。中国人として初めて宇宙に行った楊利偉(Yang liwei)氏や、中国人宇宙飛行士として初めて船外活動を行った翟志剛(Zhai Zhigang)氏もこの時に選ばれた人物だ。

2回の宇宙飛行士選抜試験と有人宇宙飛行を経て、中国側は宇宙飛行士の選抜基準をほぼ確立し、第3回目の宇宙飛行士選抜については、計四段階で選考するという。

応募対象となるのは空軍パイロットのみで、最初の選考は書類によるもので、身長、体重、健康状況などが審査される。第二段階では臨床検査が行われ、志望者の体の隅々まで検査し、宇宙飛行士に相応しいかどうかを調べる。中国側は第一、第二段階を非常に重視し、ここで数千名の応募者から一気に60名以下に絞る。

第三段階の選考は中国宇宙飛行士訓練センターで行われる予定で、低気圧や酸欠の中での行動や突発的な問題への対応など、様々な能力が問われる。ここで10数名の宇宙飛行士候補が選抜される。

そして、最終段階で宇宙飛行士を決めるのだが、軍隊での状況や私生活などを調べ、さらに家系に遺伝的な病気があるかどうか、配偶者や子供に伝染病があるかどうかも調べる。

こうした厳格な選考を経て、中国は2010年までに6名から7名の宇宙飛行士を選抜し、2011年以降に打ち上げられる「神舟」の搭乗を目指すという。

■北京科技報
http://www.bkweek.com/

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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