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オリオン有人宇宙船の模型、ドライデンに帰還

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Pad Abort-1
Image credit: NASA

5月6日に初の打ち上げ中断システム(Launch Abort System)試験を終え、次世代有人宇宙船「オリオン」の実物大模型「パッド・アボート1(Pad Abort-1)」は6月15日、NASAドライデン飛行研究センターに戻ってきた。

「パッド・アボート1」を載せたアメリカ空軍のC-17輸送機は6月15日、ホロマン空軍基地を出発し、エドワーズ空軍基地に着陸した。

「パッド・アボート1の打ち上げ成功は、2012年に予定されている次の打ち上げ中断システム試験につながりました。チームは今後、試験プランをまとめる予定となっています」

今回の試験について、プロジェクト・マネージャーのブレント・コブリー氏(Brent Cobleigh)はこのように述べた。

また、コブリー氏によると、「パッド・アボート1」を再利用する計画はなかったが、試験による損傷は予想以上に少なかったという。ドライデン飛行研究センターの技術者は今後数ヶ月間にかけて、「パッド・アボート1」の飛行制御コンピュータ、ナビゲーションシステム、パラシュートなどを整備し、再び試験できる状態に戻す予定。

オリオン有人宇宙船の開発については、オバマ政権が2010年2月、「コンステレーション計画」を打ち切ったと同時に中止され、製造元のロッキード・マーティン社も開発を凍結するように、各下請け企業に手紙を出している。ただ、4月15日に発表された新宇宙政策では、オリオ有人宇宙船を国際宇宙ステーション(ISS)の緊急脱出用宇宙船への変更を検討する項目が含まれているなど、今後が不透明になっている。

写真=NASA。

■Orion PA-1 Flight Test Crew Module Returns to Dryden
http://www.nasa.gov/centers/dryden/status_reports/orion_pa-1_status_06_16_10.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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