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オバマ政権、NASAの月面有人探査を打ち切りか

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Ares Vehicles Collage
Image credit: NASA

2月1日に発表される米国政府予算案に、オバマ大統領はアメリカ航空宇宙局(NASA)が進めている「コンステレーション計画」のほとんどについて、予算を含めない可能性が高いようだ。これはオーランド・センチネル紙が1月27日に報じたもの。

2004年のブッシュ大統領の新宇宙政策を受け、NASAは現在、コンステレーション計画として、スペースシャトルの後続機となる、次世代有人宇宙船「オリオン」とアレスIロケットの開発を進めている。予定ではスペースシャトルを2010年に退役させ、国際宇宙ステーション(ISS)を2015年頃に廃棄し、アレスIとオリオンを2014年に打ち上げる予定となっている。また、月面有人探査用のアレスVロケットや月面着陸船などの開発も進めており、2020年までに月への有人飛行再開も目指している。

しかし、オバマ大統領の就任後、アメリカ有人宇宙飛行計画を見直すための外部有識者委員会(通称:オーガスティン委員会)が結成され、「このままでは予算が足りない」という最終報告書が2009年10月に提出された。

今回の報道によると、オバマ大統領はISSの運用を5年間延ばし、2020年までとした上で、アレスIロケットとアレスVロケットの開発を中止し、月面有人探査計画も打ち切る。また、アレスIの開発中止に伴い、ISSへの打ち上げは民間企業に委託し、NASAには気候変動などの地球観測プロジェクトを主に行うように指示するという。

果たしてアメリカ有人宇宙飛行計画はどこに向かうのだろうか。宇宙開発予算を含む2010年度米国政府予算案は2月1日に発表される予定となっている。

■Obama aims to ax moon mission
http://www.orlandosentinel.com/news/space/os-no-moon-for-nasa-20100126,0,2770904.story

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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