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オリオン、耐熱シールドの素材決定、着水試験も

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The mockup Orion
Image credit: NASA

The mockup Orion
Image credit: NASA

NASAは4月7日、新型有人宇宙船「オリオン」の耐熱シールドに使用される素材について、アブコート・アブレータシステム(Avcoat ablator system)を採用すると発表した。

耐熱シールドの素材について、NASAは3年前から、8種類もの素材について検討し、最終候補として、アポロ計画で使用されたアブコートと、スターダスト彗星探査機の回収カプセルで使用されたPICA(Phenolic Impregnated Carbon Ablator)を選定した。

NASAエイムズ研究所はロッキード・マーチン社と協力し、両素材に対し耐熱試験と環境試験を繰り返し、性能、コスト、製造性、信頼性などあらゆる面から検討した結果、最終的にアブコートを選定した。

「アブコートで最も難しかったのは、アポロ計画時の製造技術を蘇らせることだった。それが実現された時、アブコードの方より良いシステムであることは明確である」

今回の選定について、オリオン耐熱システム開発責任者のジョン・コーワル(John Kowal)氏はこのように述べた。

一方、オリオンの実物大模型を用いた本格的な着水試験(PORT:Post-landing Orion Recovery Test)も4月8日から、ケネディ宇宙センターの近く、カナベラル港で始まった。オリオンの模型には浮揚装置が取り付けられ、海面に投下され、第920航空救助隊の隊員らも参加した。

オリオンは6人の宇宙飛行士を乗せて国際宇宙ステーション(ISS)へ、4人の宇宙飛行士を乗せて月へ飛行することが可能で、将来火星への有人探査も視野に入れている。オリオン最初の国際宇宙ステーションへの打ち上げは2015年、月への有人飛行は2020年に予定されている。

■NASA Selects Material for Orion Spacecraft Heat Shield
http://www.nasa.gov/home/hqnews/2009/apr/HQ_09-080_Orion_Heat_Shield.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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