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オリオンの製造業者決定

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Orion crew vehicle
Image credit: Lockheed Martin Corp.

Via NASA

NASAは8月31日、新しい有人宇宙船オリオンの製造業者にロッキード・マーチン社を選んだことを発表した。

昨年7月、NASAはオリオン(当時はCEV)の開発と製造業者に、ノースロップ・グラマン社ボーイング社の合同チームとロッキード・マーチン社の2つに絞り、選定作業を進めてきた。選定作業は当初の予定よりも遅れ、その理由について、NASAのDoug Cooke氏は「両チームによる競合は熾烈で、選定は非常に難しかった」と語った。

ロッキード・マーチン社はこれまで多くの惑星探査機を開発してきたが、有人宇宙船の開発は今回が初めて。今後、NASAから提供される最初の開発資金(約39億ドル)を元に、オリオンの設計、製造、試験、評価などを担当する。オリオンの各部品はアメリカ国内の業者で製造され、ロッキード・マーチン社も多数のエンジニアをNASAジョンソン宇宙センターに派遣する。そして、NASAの全宇宙センターも、技術的や工学的な面でオリオン・プロジェクトをサポートする。

一方、優位と言われながらも、競合に敗れたノースロップ・グラマン社は、「NASAの今回の決定に失望しているが、チームはオリオンの要件定義などを助け、そして、今後の開発や製造にも重要な役割を果たすだろう」とコメントした。

オリオンは6人の宇宙飛行士を乗せて国際宇宙ステーション(ISS)へ、4人の宇宙飛行士を乗せて月へ飛行することが可能で、将来火星への有人探査も視野に入れている。オリオン最初の打ち上げは2014年、月への有人飛行は2020年に予定されている。

■NASA Selects Orion Crew Exploration Vehicle Prime Contractor
http://www.nasa.gov/home/hqnews/2006/aug/HQ_06305_Orion_contract.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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