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映画 「宇宙(そら)へ。」 試写会

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宇宙(そら)へ。
Image credit: Sony Pictures/sorae.jp

Sony Pictures
Image credit: Sony Pictures/sorae.jp

サイトを運営して以来、映画を見てコラムにしようと考えたのは恐らく今回が初めてかもしれない。それだけこの映画に大きな感動を覚え、見る価値があるものだと私は感じた・・・

筆者は7月17日、株式会社ソニー・ピクチャーズ本社に訪れ、映画「宇宙(そら)へ。」のマスコミ向け試写会に参加した。世界天文年2009、NASA設立50周年、アポロ月面着陸40周年を記念して、今年8月に日本で公開されるこの映画は、NASAで保管されていた貴重な未公開映像を元に、NASA有人宇宙開発の50年間の歴史を紹介し、宇宙を目指す人類の挑戦、勇気、情熱などを描いた感動ドキュメンタリーである。

製作はドキュメンタリー映画で高い評価を得ている英BBC、監督はデンジャラス・フィルムズ社のリチャード・デイル氏。言うまでもないが、原題の「Rocket Men」を我々のサイト名と同じ「宇宙(そら)へ」に訳されたのは単なる偶然だ。

この映画の最大の魅力はなんと言ってもNASAの未公開映像だろう。リチャード・デイル氏らのチームがNASAと長期間にわたって交渉し、自らの変換・編集技術でNASAの心を動かし、その結果、ジョンソン宇宙センター、マーシャル宇宙センター、ジェット推進研究所などで保管されていた貴重なフィルムがハイビジョン映像へと変換された。

マーキュリー計画やジェミニー計画での宇宙飛行士らの訓練の姿、月着陸船の訓練でニール・アームストロングが九死に一生を得るシーン、アポロ号の内部映像など、これまで見たことのない貴重な映像が次々と流れ、宇宙から見た美しい景色だけでなく、数々のロケットの打ち上げ失敗シーン、アポロ1号の訓練火災事故、チャレンジャー号爆発事故、まだ記憶に新しいコロンビア号空中分解事故も取り上げている。

特に筆者もNASA TVで見ていたあのコロンビア号の事故。フライト・ディレクターのリロイ・ケイン氏とフライト通信担当官(CAPCOM)のチャーリー・ホバース氏が、コロンビア号と連絡が取れなくなった時のあの絶望的な表情。どんな演技のうまい俳優でも真似できないだろう。

「宇宙(そら)へ。」は美しい宇宙への人類の果てしなき挑戦を描く一方、宇宙飛行士という職業は、常に死と隣り合わせだということを改めて認識させられた映画でもある。監督のリチャード・デイル氏はこの映画の製作にあたって、以下のように述べている。

「僕は、宇宙への旅のリサーチを通じて何人もの現代のヒーローたちに会うことができた。月面を歩いた男たちとの握手は、僕のキャリアにおけるハイライトとなった。彼らは抗し難いオーラを発している。しかし、覚えておかなければならないのは、彼らも死ぬし、恐怖感を抱くこともある。それでも彼らは目的を貫く。だからこそ彼らは勇敢なのだ」

「NASAの人々に会うととても謙虚な気持ちになる。実際にNASAに行ってみれば、彼らの熱意と向上心がわかるだろう。ロケットの打ち上げをテレビ画面で見ることすら、感動的な経験だった。ロケットが地球から離れる際の勢い。想像を絶するエンジン音に空気が割れんばかりに揺れる。その恐るべきパワーの上に一握りの人々が座っていることを思うと、これが技術の歴史というよりも、それを実現させる勇気を持った人々の物語だということが明らかである」

「宇宙(そら)へ。」は8月21日(金)より、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか、全国ロードショー。公式サイトはこちら。

■宇宙へ。 - オフィシャルサイト
http://www.we-love-space.jp/

Written by 編集部

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