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インタビュー 堀江貴文(後編)

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堀江貴文
Image credit: sorae.jp

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 sorae.jp編集部は2009年7月某日、東京都内で、株式会社ライブドア元代表取締役社長CEOである堀江貴文さんにインタビューを行い、宇宙開発にかけるその想いと現在の活動について話を伺いました。

堀江貴文:1972年生まれ。通称ホリエモン。東京大学文学部の在学中にオン・ザ・エッヂを設立し、後に社名を株式会社ライブドアに変更。ライブドアの社長として、プロ野球参入、ニッポン放送株の大量取得、総選挙立候補など、一躍世間の注目を浴びることとなったが、2006年1月に証券取引法違反の容疑で逮捕され、現在、最高裁で争いながら、ブログなどで活動している。


--堀江さんは現在、ロケットの買い付けを考えているようですが、どのロケットに興味ありますか?

 ソユーズ(Soyuz)に一番興味がありますね。あと、ウクライナのマヤック(Mayak)とか、ドニエプル(Dnepr)とかにも興味ありますけど、初段にロシアのエンジンを積んでいますから、高いですね。だから色々見たけど、結局、自分たちで作ろうと考えたんです。


--ロケットエンジンの開発にも興味があると聞いていますが、具体的な活動を教えてください。

 興味があるというよりも、今ロケットエンジンを開発していますよ。さっきも話したように、ロシアのロケットエンジンは高いですし、ロケットを作る上で、やっぱりエンジンを開発しなきゃダメだと思いました。


--どんなロケットエンジンを作っているのですか?やっぱり液水+液酸のエンジンですか?

 確かにスペースシャトルの開発によって、世界のロケットエンジンは液水+液酸が主流になりましたけど、(液水は)扱いづらくて、コストもかかるでしょう。だから、一言で言うなら、僕たちが作っているのはV2のコピーです。多段式(理想は3段)で、初段には炭化水素系の燃料+液体酸素のエンジンを載せます。コンセプトは低コスト+シンプルだから、多少効率が悪くてもいいと思います。しかも、今後、衛星とかも小型化が進んでいくので、今さら、静止軌道に4トン打ち上げるロケットを作る必要もないでしょう。いかに安く作れるかですね。


--ロケットを作ったら、どこで打ち上げる予定ですか?

 まだ考えていないけど、国内がいいですね。日本は太平洋に面しているので、ロケットの打ち上げには向いていますよ。種子島はちょっと輸送が不便だから、高知あたりなんかいいんじゃないですか。


--アメリカではファルコン・ロケットが成功しているわけですが、SpaceX社との提携などは考えていないですか?

 まだその段階には来てないですね。自分たちのロケットエンジンを完成させてから、色んな話ができると思います。でも、今、自分たちで開発してみて、色々な壁にぶつかり、その大変さを実感しているわけで、買収したとは言え、やっぱりイーロン・マスクは凄いと思いますよ。


--ロケットを使った事業計画を教えてください。

 まずは小型衛星ビジネスですね。今、静止軌道の気象衛星の変わりに、低軌道に衛星を置けば、数は必要ですが、より高精度の天気予報が可能になると思います。あと、今太陽電池とイオンエンジンを搭載して、いかに低軌道で飛行できる試験やっているじゃないですか、あれは面白いと思いますよ。(ESAのGOCEミッションなどを参照)


--ロケット開発以外で、堀江さんが興味を持っていて、今後、投資したいと思う宇宙関係の事業はありますか?

 ないですね。まずはロケットを完成させたいです。


--最後に、「2001年 宇宙の旅」、「アポロ13」、「王立宇宙軍 〜オネアミスの翼〜」、「プラネテス」など、多くの宇宙の作品がありますが、どの作品が一番好きですか?その理由も教えてください。

 一番は「オネアミスの翼」ですね。やっぱり有人宇宙飛行にかけるその熱い想いがいいです。あとは「なつのロケット」という漫画も好きです。「アポロ13」も面白いけど、「アポロ13」よりも「ライトスタッフ」ですかね。

Written by 編集部

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