TOP > COLUMN > 山崎大地 > 新宇宙家族 vol.18

新宇宙家族 vol.18

[PR]

「いよいよ、宇宙へ」

シャトル打ち上げを見る優希
Image credit: Taichi Yamazaki

 これまで、野口聡一飛行士、土井隆雄飛行士、星出彰彦飛行士のスペースシャトル打ち上げ、そして若田光一飛行士の着陸を間近で見てきた。

 いつも娘・優希を連れていた。2005年の野口飛行士の打ち上げのときは優希は3歳になる直前。真夏の太陽が照りつける中、汗だくでシャトルの閃光(せんこう)を見つめていたのが懐かしい。

 あの時、「いつかママもああやって宇宙に行くんだよ、すごい?」と聞くと、娘は「ママが宇宙に行くのは寂しい」といった。なるほど、子どもの感覚では、それが率直な感想なのか。

 そのときは「自分は怖いから宇宙に行きたくない。でもパパとママと3人ならいいよ」と言っていた娘ももう7歳。幼稚園で描いた自分の将来像の絵には、ブルーの訓練服を着た将来の自分が描いてあった。

 「おいおい、頼むから我が家からもう一人宇宙飛行士はやめてくれー」それが飛行士の家族としてのそのときの率直な意見だった。

 これまで見てきたどのフライトも、娘に対して、母親が宇宙に行くということはどういうことかを教える絶好のチャンスだった気がする。直子の打ち上げは、もうすぐだ。そのとき、娘は何を感じるのだろう。

写真=星出彰彦さんらが乗ったシャトル打ち上げを見る優希(2008年5月)

(文・写真 山崎大地 2010年3月27日)

=今回で終わります。

■新宇宙家族 (Taichi_Yamazaki) on Twitter
http://twitter.com/taichi_yamazaki/

Written by 山崎大地

山崎大地 記事一覧


スポンサード リンク


COLUMN 記事一覧



TOP - COMPANY - COLUMN - NEWS - TRACKING - ABOUT US - PRIVACY POLICY - STAFF - CONTACT - PRESS RELEASE - SITEMAP