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新宇宙家族 vol.16

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「部屋に広がる宇宙の闇」

優希の部屋に広がる星空
Image credit: Taichi Yamazaki

 妻・山崎直子が向かう国際宇宙ステーションやスペースシャトルは、地球周回軌道上を約90分で1周する。

 軌道によっても違うが、宇宙船では地球の陰に出たり入ったりすることにより、数十分に一回「昼」と「夜」がやってくる。街灯などもちろんない宇宙では、夜の間は本当に真っ暗。ロボットアームの操作は、外に取り付けられたライトの光だけが頼りとなる。

 そんな状態を模擬した訓練がある。ライティング運用訓練という。

 ヒューストンのジョンソン宇宙センターにあるシャトルの実物大模型などが並ぶ訓練施設。職員が帰宅したあとの夜、「宇宙の夜」環境を模擬するために、照明を全部消し、真っ暗な中でロボットアームを操作する訓練が始まった。

 ここは娘・優希に、宇宙というところがどのくらい広くて暗い空間なのかを教えるには最高の場所だ。

 この訓練を見学したあと、夜光塗料で光る星形のシールを近所の店でたくさん買ってきて、我が家の優希の部屋にいっぱい張り付けた。夜、照明を消すと、3色の星や惑星が浮かび上がる。直子も宇宙でこんな星空を眺めるのだろうか。

写真=優希の部屋に広がる星空(2010年2月)

(文・写真 山崎大地 2010年3月13日)

■新宇宙家族 (Taichi_Yamazaki) on Twitter
http://twitter.com/taichi_yamazaki/

Written by 山崎大地

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