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ピンク・ネブラ vol.07

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NASA TV Studio
Image credit: Misuzu Onuki

NASA TV Studio
Image credit: Misuzu Onuki

2009年3月23日@ワシントンDC

 NASA TVスタジオ ~宇宙と繋がっている場所~

 若田光一宇宙飛行士による日本人として初の国際宇宙ステーション長期滞在で、宇宙からの映像が私たちに届けられる機会がかなり増えたと感じます。宇宙の映像を世界中に配信しているのがおなじみのNASATV。場所はNASA本部の地下にあります。モニターが並んだコントロールステーションが2つ、サウンドコントロールブース、スーパーコンピューターが並んでいたり、簡単なスタジオもあるのですが、あれっていうぐらいシンプルなところでした。NASAの各フィールドセンターにもサテライトセンターがあるということです。

 ここでは、宇宙ステーションの様子は外側、内側ともに常時見ることができるということですが、ちょうどその時は若田さんが他の宇宙飛行士と作業の段取り(?)をしている様子が映っていて大感激。ここは宇宙と繋がっている場所なんだとあらためて実感しました。


Enterprise
Image credit: Project Enterprise

Black Sky and Enterprise
Image credit: Project Enterprise

2009年4月2日@フェニックス

 ヨーロッパのサブオービタル宇宙機

 2007年6月、パリのエアショーで華々しく発表された欧州を代表する航空宇宙軍事企業EADSアストリウム社のサブオービタル機。特設テントにはキャビンの実物大モックアップも展示され、CGのスクリーンの前には人々が溢れていました。初めて大企業がサブオービタル宇宙機開発に名乗り出たということで話題になりましたが、結局、資金調達ができず、今年初めにプロジェクトはキャンセルされたようです。欧州企業ではダッソーやスターチェイサーなどが開発を進めていますが、最近では、プロジェクトエンタプライズやコペンハーゲンサブオービタルズなども開発内容を公表し始めています。

 プロジェクトエンタプライズはドイツやスイスの宇宙関連企業数社により構成されるサブオービタル宇宙輸送機開発プロジェクト。2010年に試験飛行を開始する予定でパイロット1人を含む2人乗りの試験機『ブラックスカイ』を開発中です。パイロット2人、乗客6人乗りの『エンタプライズ』は、離陸から帰還まで1時間で130Kmに到達する商業飛行のために開発される計画で、2011年に初飛行、2013年に週3便の定期運行を目指して、ドイツにスペースポートも整備されています。もともと、XCOR社のEZロケットのアプローチで開発を始めたというだけあって液体酸素/ケロシンアルコールを燃料とするエンジンシステムだけでなくデザインも似ています。欧州プロジェクトの参入でサブオービタル宇宙機開発全体に拍車がかかることに期待したいです。(写真右=エンタプライズ、左=ブラックスカイ)

Written by 大貫美鈴

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