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ピンク・ネブラ vol.04

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Test Site
Image credit: PISCES

Water From Lava
Image credit: PISCES

2008年11月12日@ハワイ

 火山灰から初めて水を製造!

 標高4200mの雲の上にあるマウナケアの山頂に点在する天文台まで登った後、NASAが今月最初から2週間にわたり実施している「現地資源利用(ISRU:In Situ Resource Utilization)プロジェクト」の実験サイトを訪れました。ハワイ大学ヒロ校の太平洋国際宇宙探査システムセンター(PISCES:The Pacific International Space Center for Exploration Systems)主催で、カーネギメロン大学の月面ローバーや火山灰から水を作る装置の実験など、月面の表層土壌(レゴリス)に似ているハワイ島の火山灰を活用したこの実験には、NASAの専門家の他、カナダやドイツからの研究チームも加わり、マウナケア中腹で実施されています。今回の実験で火山灰から1リットルの水を作ることに成功!今後PISCESでは、NASAの宇宙探査における研究開発拠点の1つになることを目指します。


ScarabRover
Image credit: PISCES

MICHELIN LUNAR WHEEL GRAPHIC
Image credit: MICHELIN

2008年11月13日@ハワイ

 月でミシュランのタイヤが活躍する日も近い?!

 マウナケアで実験を行っているカーネギメロン大学のローバーには、カナダ宇宙庁の支援で開発したカナダアドバンストテクノロジー社の月サンプルコアリングドリルと、特別なセンサーで測位を行い掘削する場所を選定するためのカナダネプテック社の暗視カメラ、そしてミシュラン北米が開発した新型車輪などが装備されています。このミシュランの月面車輪、NASAのIPP(Innovative Partnership Program)として開発されたもので、月面での特殊な表層土壌(レゴリス)の走行に適している上、軽くて、寿命が長いという優れもの。それにデザインの美しさも目を引きます。


Space Coffee Project
Image credit: Misuzu Onuki

2008年11月14日@ハワイ

 スペース・コナ・コーヒー・プロジェクト!今回のJUSTSAPの国際宇宙ステーション商業化ワーキングで採用され、今後、ハワイ大学の協力も得て進めることになりました。ハワイスペースポートプロジェクトを通して、何かシンボルになるプロジェクトで地元の幅広い年代層とのつながりがもてたらとの思いを込めた企画が大きく前進。今日は、協力を求めるためにコナコーヒーの作り手を訪ねました。500mの小高い山に広がる広大なプランテーションとコーヒー豆の加工所。海を見下ろす眺めは1日中見ていたいほどです。(写真のオーナー所有画参照)コーヒー豆の出荷までのプロセスについてご説明頂いた後、山の頂上にあるハウスでご自慢のコーヒーを頂きながら、宇宙&コーヒーのお話は尽きないほど続いたのでした。


Lori Garver
Image credit: Lori Garver

2008年11月17日@ハワイ

 次期NASA長官は女性?!

 米国の新大統領のもとでNASAの体制が変わると言われていますが、大統領選挙期間中、ヒラリー・クリントン、後半はバラク・オバマの宇宙アドバイザーをしていたローリー・ガバーがNASA長官に就任する可能性もあるとの噂。ダン・ゴールディン長官時代(1991年~2001年)にNASAの政策副長官を務め、その後、ワシントンでコンサルタントをしていましたが、現在、新大統領体制がスタートする1月20日までトランジションチームの宇宙アドバイザーです。NASA長官はトランジションチームから出る可能性が高いといわれており、実現すると女性初のNASA長官。トランジションチームには同じくゴールディン長官時代副長官をしていたアラン・ラドウィッグもいます。さて、どうなるのでしょうか。

Written by 大貫美鈴

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