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2006年はどんな年に?

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新年を迎えた国会議事堂を背景に。
新年を迎えた国会議事堂を背景に。

 昨年夏頃からスタートした「セグウェイ公道走行プロジェクト」ですが、皆さんご存じの通り、ほんわか人間交流と試乗レポートがメインで、肝心の公道走行に向けての改造作業(各種保安パーツの取り付け、許認可関連等)か、若干おざなりになっていました。
 それもこれもあれも、すべてはパーツを注文していたアメリカの業者が、いつまで経っても商品を発送してくれなかったことが原因。 ま、軽く責任転嫁してみたところで、首を長くして待っていたパーツが年の瀬も迫る12月半ばようやく到着(届くまで二月!)。早速、届いたパーツ類を某スペシャリストの秘密基地へと持参した。
 スペシャリスト氏は、レース用チューンを専門に手がけるバイク改造のプロ。余談になるが本業が大忙しで大多忙の中、無理を言って作業を進めてもらっているのが現状です。
 そんなわけで、今回からはいよいよ、公道走行に向けた改造状況をリアルタイムでお伝えすることができそう。私としては早いとこ改造とナンバープレートの取得もろもろを済ませ、Dice-K氏が宇宙に行くまでにはセグウェイで公道をぶんぶん走り回りたい。あわよくば通勤もセグウェイで! ──というのが、正直なところでありますが、果たしてどうなるか。


 閑話休題。 あけましておめでとうございます。

 上記の決意も新たに迎える新年。今年一発目のセグウェイ写真をどう飾ろうかと、2005年の大晦日、月並みながらビール片手に紅白見ながらあれこれ考えました。

 海や山で初日の出を背景に……。
 このサイトのメインテーマでもある「宇宙」を意識して、なにか宇宙的な建物をバックに……。
 2006の電飾もまぶしい東京タワーの下で……。

 ほろ酔い加減で色々考えるも「振り袖姿のお姉さんといっしょに──」という、ややヨコシマな方向で落ち着き、写真を撮るなら有名どころじゃないと絵にならないという理由で、ターゲットに浮かんだのは明治神宮。
 周知の通り、明治神宮といえば日本最大の参拝者数を誇る神社である。今年は正月三が日だけで304万人。コミケを超える日本最大級のイベント会場と考えてもらえればよい。
 明治神宮にどんな超絶パワーがあるにしろ、早い話が304万分の1に割り引かれるわけで、御利益の度合いでいえば、近所のさびれた神社にでも行ったほうが人数少ないぶん得するのでは……。と、罰当たりなことを思いつつ、1月3日の昼過ぎ。元旦から曇り+雨だった上空に青空が見えたのを機会に、愛車にセグウェイを積み込んで明治神宮に到着。
 ある程度予想はしてたものの、年明けはじめの晴天も手伝って神社周辺は想像を絶する大混雑。整理の警官も参拝客も共にキレ気味で、マッチ一本あれば大暴動でも起こせそうなキナ臭い雰囲気。当然、セグウェイの記念写真を撮る余地どころか車を停める場所すらなく、事故を起こす前に退散することにした。

 帰り際に永田町周辺を通過際、ふと、昨年12月に小泉首相がブッシュ大統領から貰ったセグウェイを嬉々として乗り回していた映像が頭にフラッシュバック。
 そうだ、ついでだから国会前で写真撮ってお茶でも濁すか!
 てなことになりまして、国会前に向かったのでありました。

 正月にも関わらず、国会前の直線道路にはパトカーはじめ、88ナンバーの怪しげな黒塗りクラウンなどが待機。お巡りさんの姿もちらほら。
 別に悪いことをするつもりは毛頭ないが、警察車両から少し離れた場所に車を停め、辺りに人がいないのを確かめてから、コソコソとセグウェイを降ろそうとしたそのとき……。

「ちょっと!」

 唐突に真後ろから声をかけられた。びっくりして振り向くと警官がひとり。どこから出てきたんだ!

「何をされてるんですか!」
「イヤ、あの、首相もこれ(セグウェイを指さし)乗ってたもんですから。私もその、あやかって国会と一緒に写真を撮りたいと思いまして……へへへ」

 我ながら怪しすぎる……。私が警官なら間違いなく「じゃ、あちらでお話伺いましょうか。身分証は!」となるところだが、正月だからか、それとも場所柄、私みたいなおかしな訪問者が珍しくないからか、彼は思いのほか寛容だった。

「はあ、そうなんですか──」と、軽いため息に続いて「ここで運転はしませんよね!」と、一見すると質問形式ながら、有無を言わさぬ口調で念押し。
「もちろん! 間違えてもそのようなことは……」
「そうですか。なら結構。ただ、私も仕事ですから、終わるまでここで見ています」
「は、はあ……」

 回りくどいが翻訳すると「おまえは怪しすぎるし信用できないから監視するよ」と仰っている訳ですね。

 そんな訳で、警察の方々がじっと見守るなか、トランクからセグウェイをおろし、
「あんまり道路にはみ出さないでください!」
 とか叫ばれたりしながらも、国会議事堂をバックに今年一枚目の写真を無事、撮影することができた。
 午後四時を過ぎていたせいで、ちょっと薄暗くなってしまったのが残念だが、おかげさまで少し度胸がついたということで、誠に意味不明な写真で申し訳ありません。

 今年も宜しくお願い致します。


こちらは、保安パーツ用のフレームを取付けたセグウェイ。
こちらは、保安パーツ用のフレームを取付けたセグウェイ。
詳細は次回に。


Written by MASARU ITOH

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