TOP > COLUMN > サラーム海上 > エキゾ小宇宙日々精進 Vol.3

エキゾ小宇宙日々精進 Vol.3

[PR]


22.Salam0110pic1.jpg

 Dice-K氏は本物の宇宙を体験してくるわけだが、オレはこの年末年始は南インドのチェンナイで行われている南インド古典音楽祭「music season」に赴き、朝から晩まで連日インド古典音楽の小宇宙を体験して来るわ。「オーム」とゲップが出るまで崇高な南インド古典音楽=カルナーティック音楽漬けの日々を送るつもり。

22.Salam0110pic2.jpg


 でも今年のインドは去年のツナミに続いて異常気象なんだ。北は10月のパキスタン地震の復興がされないまま、猛寒波で死人が出てるし、12月に入ってからも13日にマグニチュード6.7の地震がパキスタンとアフガニスタンの国境付近で起きている。去年ツナミの被害を受けたチェンナイは通常11月に終わるはずの雨期がまだ終わらず、市内の至る所で洪水の被害が出て、その救援物資に殺到した人々が倒れ込み45人も圧死してる。

 12月16日の時点で Mac OS TigerのWidgetで現地の天気予報を見ると、オレの出発日22日まで毎日大雨もしくは雷雨のマークが付いていた。そういえば4年前初めてチェンナイに行った時も12/18でまだ雨期が終わらずに豪雨が降っていて、空港から町までの道が膝上くらいまで冠水して、道ばたに動かなくなったオートリキシャが何台もうち捨てられていた。初めて訪れる土地だし、夜中過ぎの到着だったため、迎えの4WDタクシーを事前に予約しておいたのが正解だった。それにクリスマス前には雨期は去ったし。

 16日から先にチェンナイに入っている友人達からは、”雨期が終わらないので予定を変更して他の町に行きます”とメールが届いた。オレの翌々日に日本を出る友人も”今から飛行機と宿をキャンセルして他の町に行こうかと思ってます”と連絡があった。
 みんなそんなに焦らないでくれ! たとえ、ずっと雨に降られっぱなしでも、それ
が旅じゃねえのか!

 オレが2年半バックパック旅行した96年?98年頃、既に一部の町にはインターネットカフェができ始めていた。だが、例えばバンコクでは一時間の利用料が2000円くらいして一泊の安宿代よりも高かった。それに今のように誰もがメールアドレスを持ってるわけじゃなかったから、使う意味もあまり感じなかった。長期滞在した町では郵便局留めで手紙を受け取れたし、まず何よりも日本の生活から離れたくて旅してたわけだから、一々今どこにいますなんて日本に連絡してちゃ全く意味ないわけで。

 この数年で会社を辞めて長期旅行に出た人達は旅しながらブログとかサイトで一々報告してくれて、それはそれで楽しそうだけど、一年以上旅行しても日本と完全に切り離される瞬間はないんだろうな。その証拠に帰ってきてからも社会復帰が早いし。
そう思うと、あの時は行き先不明のアナログなバックパック旅行が出来た最後の時代だったんだな。

 そんなオレも今じゃ、旅先で毎日ホテルの部屋やネットカフェでメールをチェックしなきゃならんし、”携帯電話くらい持って行って下さい”などと編集者に言われる。
うぜえって! 旅に出る前から着く町の気温までわかるのは進歩に違いないけど、要らぬ心配も増えたわ。 

 20日になってまたまたWidgetで天気を確認すると、22日から先は連日晴れマークに変わってた。ラッキー! そうだよな、天気なんて変わるもんなんだよ! 

22.Salam0110pic3.jpg

【関連URL】
チェンナイの音楽祭「Chennai Music Season」
  http://www.indian-heritage.org/musicseason/mindex.htm
  http://www.kutcheribuzz.com/


Written by サラーム海上

サラーム海上 記事一覧


スポンサード リンク


COLUMN 記事一覧



TOP - COMPANY - COLUMN - NEWS - TRACKING - ABOUT US - PRIVACY POLICY - STAFF - CONTACT - PRESS RELEASE - SITEMAP