TOP > COLUMN > CCD > 宇チュー新古今PSY時記 Vol.04

宇チュー新古今PSY時記 Vol.04

[PR]

「リッスン!立春LESSON1・2・3(ひ・ふ・み)」 CCD


10.CCD0129pic1.jpg

まずは小噺と歌をひとつ。
「火風水」と並べて、ひふみ、と読み下す。
そして呪文は続く。「世」に「息」は「産」す、「名」はい「弥」さかに栄える、(時が)「凝」り「止」るまで。
ひ・ふ・み・よ・い・む・な・や・こ・と、のストーリー。
一を聞いて十を知る人のところで火は止まる。
そこに朝日は昇る。それが希望。そして循環の美だ。

「朝ぼらけ たづ(鶴)の巣篭もる山松に 
あらはれいづる 天つ日のかげ」

今年、1月23日(ひふみの日)に札幌にあらわれた太陽柱(SUN PILLAR)が呪示するままに、またわがB-BOYスピリットのまにまに、コンビニに寄った後にテレビを見ながら徒然に書き下ろす、イコノロジーのLESSONひふみ。

東洋文化の代表的なICONとしては、「干支」があげられる。
今年の干支は、「戌」だね。

干支について、いにしえより伝わる教えの中で、秀逸かつエレガントだと感じたのは、十二支が植物の循環をあらわすというもの。
動物の名をかりて植物の循環をあらわす。
植物は一見止まっているように見えるが、実は動いている。
いにしえの知恵者はそのことを動物さんらを引き合いにだしてご説明されたのであった。

十二支は、子(ねずみ)からはじまり亥(いのしし)でおわる。
子は「孳(しげる)」の意。土の中で植物の種が割れる場面。
丑(うし)は糸偏をつけると「紐」。種から紐状の芽をのばすところ。
寅(とら)は虫偏をつけると「※」。※くで、うごくと読む。双葉が出ること。
(※ 虫寅)
このように、動物の名をかりて植物の生態を追ってゆく。
たとえば、辰(たつ)は「震える」、であり、未(ひつじ)は「味」を意味してゆく。
それでは今年の干支である戌(いぬ)は?
……戌に水と火を足すと、「滅」。十二支のストーリーにおいて、瑣末が滅してゆく姿。
ということで、今年は煩悩を滅せよ、ということになるかな。正気に戻り、それを保つ。
最後は亥(いのしし)、木偏をつけると「核」。核になる部位が残り、これが種となってゆく。
そしてそこからまた種は孳り、紐が出て、双葉が出て、植物の生命は新しく続いてゆく。

すでにお気づきかもしれないが、干支、という字も、幹と枝、を暗示している。
干支、は兄(え)と弟(と)、という意味もある。

十干のもととなるのはいわゆる五行である。木・火・土・金・水というもので、これは自然の循環を表すといわれる。
木が擦れあい火がつく、燃えて土になる、土が地下に押し固められ金属ができる、金属が地層の隆起でせりあがりそこに水(夜露)がつく、そしてそこに苔が生え、草が生え、やがて木が生える。とても永いストーリーである。

占いフリークにはおなじみの、九星・十干・十二支。
九星は肉体、十干は精神、十二支は知性の表現と伝えられる。

十二支に関して言えば、人が知性をつけ、磨いてゆく世界は、植物の成長と似ている、といにしえの人は分析したのだろう。

10.CCD0129pic2.jpg


ちなみに大相撲は「占い」の一種であることをご存知だろうか。
平安時代には、第45代聖武天皇(在位724?749年)が「相撲節会」というものを行ったという記録がある。これは集めた力士を、平城京を中心に見て、東方出身力士と西方出身力士に分けて対戦させ、陰陽寮(役所)の陰陽師に占わせる儀式であった。
今でも残る、行事のおなじみの掛け声「はっけよい、のこった」この、「はっけ」とは易の八卦のこと。どの卦が出てもよしとしますよ、という意味。
国技館の土俵の上の屋根は伊勢神宮と同じ神明造り、などなど、いたる所に純度の高い神事(かみごと)の姿がうかがえる。
例えば、つり屋根の四隅には、きれいな青赤白黒四色の房が下がっている。
四季と天の四神獣を表し、神聖な占いの場・土俵を守る呪術の作法。
青・・・春を表し、東の守護神の遣い、青龍(房の色は緑)
赤・・・夏を表す。南の守護神の遣い、朱雀=赤い鳥・鳳凰
白・・・秋を表す。西の守護神の遣い、白虎(びゃっこ)
黒・・・冬を表す。北の守護神の遣い、玄武(亀)

このように、相撲はイコノロジーにおける題材の宝庫としか言い様がない。

さきの一月場所は、横綱・北の湖似の朝青龍と先代貴乃花似の琴欧州の外国人力士が注目を集める中、日本人力士栃東が優勝した。
実は私も応援に行きました。
弓取り式終了後、即座に土俵をカバーし、親方衆がしっかり守護している様子を見て、神事としての大相撲のすごさを肌で感じました。

ぜひ外国人ともそれぞれが知るイコノロジーの面白さをシェアしあえるようになりたいものだ。
明治維新プロジェクトが完成するのはこれからだと思ってる。
だから感性を磨いて積極的に外国人とトランスナショナルなカルチャーを醸造してゆきましょうね。
実践している人を応援しています。
オン&オン。


10.CCD0129pic3.jpg

Written by CCD

CCD 記事一覧


スポンサード リンク


COLUMN 記事一覧



TOP - COMPANY - COLUMN - NEWS - TRACKING - ABOUT US - PRIVACY POLICY - STAFF - CONTACT - PRESS RELEASE - SITEMAP