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Mysterious Space plus vol.01

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彗星に弾丸を、ディープ・インパクト
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1998年に公開された映画「ディープ・インパクト」。巨大彗星が地球に衝突するシーンを具体的に映像化することで話題を呼び、人々に大きな印象を与えた。そして2005年7月、NASAは彗星への新しい挑戦を行う。その探査機の名もディープ・インパクトだ。

ディープ・インパクト・ミッションと名づけられたこの探査機計画はメリーランド大学のマイケル・エイハーン博士を中心に進められ、1999年11月、NASAから承認された。探査機の製造はNASAのジェット推進研究所(JPL)とBall Aerospace & Technologies社によって行われ、2005年1月12日、ケープカナベラル空軍基地からデルタIIロケットによって打ち上げられた。探査機の命名が映画と同じであることについては、NASAは単なる偶然だとしている。

現在飛行中のディープ・インパクトは最終的な軌道修正を行い、2005年7月4日にテンプル第1彗星に接近し、重さ約370キロの銅の弾丸を直接撃ち込む予定だ。計画通りにいけば、衝撃によって彗星の中心にクレーターが生じ、その内部が初めて確認できるわけだ。もちろん、地球以外の天体に何か物体を撃ち込むのも今回が初めての挑戦となる。

彗星内部には太陽系形成当時の物質が閉じ込められているだけでなく、内部のアミノ酸が地球生命の起源だと考えられているため、科学組成の分析は重要な意味を持つ。しかし、これまでの探査機は彗星の表面しか調査できず、その内部は謎のままだった。この大イベントはディープ・インパクトの本体カメラ、衝突弾カメラによって撮影され、それらの画像は全て地球へと送信される。また、宇宙空間にあるハッブル宇宙望遠鏡やスピッツァー赤外線望遠鏡、チャンドラX線観測衛星、ハワイにあるすばる望遠鏡、ケック、ジェミニ、チリにあるVLT(Very Large Telescope)、地球にあるほとんどの大望遠鏡も総動員し、衝突の瞬間を観測する予定となっている。

果たして衝突が本当にうまくいくかどうかは正直誰もわからない。しかし、誰もやったことのないことをやるのが挑戦だ。今回の衝突が成功すれば、映画「アルマゲドン」のように、核を載せた宇宙船を打ち上げ、地球に衝突しそうな小惑星を爆破させることも今後実現できるかもしれない。健闘を祈ろう。

http://www.nasa.gov/mission_pages/deepimpact/main/

Written by SHUN

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